今回は、イタリアを代表するオーダースーツの人気生地ブランドである、フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)の魅力について、歴史的背景やブランドの特徴をはじめ、おすすめ生地までの気になる情報を一挙大公開。
オーダーメイドスーツをご検討中の方から、おすすめ生地を探している方に超必見の情報が盛り沢山です。
是非高級志向のエグゼクティブにおすすめしたい、ブランドですので、最後までお付き合い頂けたらと思います。
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)の歴史について!
タリアディデルフィノ(TALLIA DI DELFINO)の前身は、1903年にイタリア・ビエラ地方でデルフィノ・タリアとガルディアが共に設立した「ガルディア・タリア社」になります。
世界的に有名な最高級生地を作り出す地域として有名なイタリアのビエラ地方で、約100年以上の歴史を誇る最高級服地メーカーです。
1980~1990年代には世界30カ国以上に販売網を拡大し、イタリアを代表するプレタブランド(高級既製品服ブランド)にも生地を供給しています。
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)の特徴とは?
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)は、創業当初より高級素材を使用した織物を得意とし、super120~150の高番手使いのウール、シルク、カシミアなど高級素材のみを使用した生産をポリシーとしております。
原毛は最高級の中国産のカシミア、オーストラリア産のメリノウールなどを、製糸から織りまで一貫体制の下で生地を作り上げています。
イタリア本国では“ゼニア”“ロロピアーナ”と並び世界3大ミル(毛織物工場)と称されており、カシミア及びキャメル製造業者協会のシーシーエムアイ(CCMI)に加盟しております。
ゼニアやロロピアーナの生地については、人気生地の特徴や評判などを中心に、別の記事にまとめております。
詳細について気になる方は、こちらも合わせてご確認下さい。
ISO9002も取得しているお墨付き生地!
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)は、 日本ではあまり知られていないのですが、国際品質保証規格の最高位であるISO9002を取得している数少ない服地メーカーで、イタリア本国では非常に人気が高く、業界関係者からの評価も得ている生地ブランドです。
イタリア国内はもちろん世界のプレタブランド(高級既製服ブランド)でも使用されており、ブランドのロゴには織物の象徴であるクモの絵柄を用いています。
最高品質の生地のみを生産するという信頼性!
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)は、最高品質の生地しか生産せず、柔らかくもありながらコシがある生地を提供しております。
柔らかいだけならばシワになりやすいのですが、コシがあることによってシワにもなりにくい織り方をし、世界から信頼を得ています。
品質だけでなく、長い歴史があるためクラシックな生地、時代に合った色彩力の感性の高さからファンが多いブランドです。
美しい色彩感覚に加え、近年では快適に着用できるよう機能性素材にも力を入れており、「高い品質」・「時代に合った色彩感覚」・「快適に着用できる機能性」・「ファッションの流れに敏感」なイタリアの人気生地ブランドになります。
カジュアルなシーンにおいても存在感抜群!
フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)は、 独特な配色や柄が多いのにもかかわらず、取り入れやすい間違いのない生地です。
品質、機能性も歴史の長さからわかるように最高の生地であり、柄もチェックやボックス柄が多いことから、カジュアルなジャケットの仕立てにおいても強みがあり仕立て栄えも確かな生地ブランドです。
カジュアルといえば、ジャケパンスタイルが王道になりますが、ジャケパンのおしゃれコーデについても、別記事でまとめています。
まとめ
今回は、イタリアの人気生地ブランドであり、オーダーメイドスーツを仕立てる上で、押さえておきたい三代ミルと称される、フラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)の魅力について、歴史的な背景や、特徴、生地情報まで、幅広く紹介して参りました。
渋さが際立つ生地が多く、落ち着きながらも高級感が漂う生地として、広く富裕層の方々にも人気な生地ブランドになります。
番地さサンプルの生地を触ってみるとお分かりの通り、病み付きになる質感であるフラッテリタリアディデルフィノ(FRATELLI TALLIA DI DELFINO)の生地で、是非あなただけの極上の1着をお仕立てしてみては如何でしょうか?
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